Colomn
かけがえのない明日のために。今僕たちにできること


 2   『環境第0回』:環境問題について考えようとしている人たちへ。【はじめに】
updated:
2007/03/07 
現在ニュース、新聞、ブログなどで環境問題が大きく取り扱われるようになりました。
一口に「環境問題」と言っても、空気、水、人間・・・さまざまなものが複雑に絡み合っています。
 
この”『環境第○○回』”というコラムでは、環境問題に関するさまざまな糸を一本ずつ解きほぐして環境に対する意識や知識を高めていこうと思います。
 
それでは、よろしくお願いいたします。
 
 
さて、先ほども言ったとおり、たくさんの人の関心がある環境問題ですが、環境について伝えるものの一つとして「環境教育」があります。
環境教育とは、2003年(平成15年)に発布された「環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律」(環境教育推進法;長いっ!)には、
 
『「環境教育」とは、環境の保全についての理解を深めるために行われる環境の保全に関する教育及び学習をいう。』(第二条第三項)
 
と書かれています。
つまり、環境についてもっと知ってもらおう、というのが環境教育なんですね。
 
僕は、環境教育の中でも、知識や方策を論じるよりも、意識付けをすることを重要視しています。
いくら知識があっても、やろうと思わなければやらないですからね・・・。
 
僕が考える有効な意識付けの方法として、「肩書き」を持てばいいんじゃないかと思っています。
人間不思議なもので、肩書きがあると、「自分って、すごい、よくやる」と思ったり、他人の印象も変わってきます。
初対面の人と話をしてて、
「役職は?」
「営業部長です。」
「(営業がすごいできるんだ。だから話が上手なのか)」
などと一定の印象をもたれることが多くなるんじゃないかと思います。(人によりますが・・・)
仕方のないことですが、第一印象は、見た目と名前です。
ある本(↓)も言ってますね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4106101378/ (コピペで画像)
 
 
では、肩書きを持つ方法としていくつかご紹介しようと思います。
 
@ 簡単な登録で済むものに参加する。
「チームマイナス6%」に参加してみるのはいいんじゃないでしょうか。
チームマイナス6%とは、2005年に発行された「京都議定書」で決められた、CO2削減率を達成すべく、結成されたものです。
ホームページに行けば、簡単に登録ができるので、してみてください。法人での登録も可能です。
ちなみに、有名人も多数参加しています。
たとえば、ゴリエ(応援団長)、さかな君、ウルトラマンなど各界の著名な人が参加しています。
チームマイナス6%ホームページ↓
http://team-6.jp/
 
A 環境教育プログラムに参加する。
環境教育プログラムは環境に関する意識と知識を得るために開かれる、ワークショップ型(体験型)の講習会のことです。
具体的には、
・ネイチャーゲーム(http://www.naturegame.or.jp/index.html)
自然への気づきとわかちあいを目指したプログラムを行っています。僕も「初級指導員」を取得しています。
 
・以下3つは互いに大きくかかわりがあります。
プロジェクトラーニングツリー「PLT」(http://www.k3.dion.ne.jp/~eric-net/plteric.htm)
プロジェクトワイルド「PW」(http://www.projectwild.jp/)
プロジェクトウェット「プロジェクトWET」(http://www.project-wet.jp/)
PLTは、森林をきっかけにして活動を行っています。
PWは野生動物、WETは水辺を中心に活動をしています。
僕は現在これの「エデュケーター」を取得するつもりでいます。
 
これらは講習会を受けることによって取得できます。
講習会は年に複数回行われていて、場所も規模もさまざまです。
講習会を受けるには数千円から1万円程度の参加費がかかりますが、それでも得るものはとても大きいです。
 
B 資格を取ってみる。
環境についての資格もあります。
僕は去年の10月に始まった新しい検定試験を合格しました。
その検定試験は、「環境社会検定(eco検)」です。
この検定は、環境についての知識を得てもらおうということで始まりました。
テキストが結構厚いんですが、これを勉強することによって、知識を得られるだけじゃなく、環境を考えていこうという気持ちになりました。
是非やってみてください。
「環境社会検定(eco検)」ホームページ↓
http://www.eco-people.jp/
 
 
※ちなみに企業の方にはISO14001などがお勧めです。
 
 
いずれも肩書きとしては十分な効果を持つと思います。
これらを取得することによって意識が上がり、やる気も上がってくることと思います。
僕もeco検に合格して、自然と自分が得たものを伝えたいという気持ちがわいてきて、このような文章を書くようになりました。
 
ここまでは簡単にできることです。
参加登録したり、お金を払うことによって講習会に行けばいいです。
大事なのはここからなんです。
ここで止まってしまうと、「有名無実」という結果になってしまいます。
ここは是非、「花実兼備」、「有言実行」を目指してがんばってほしいと思います。
 
 
「はじめ」が長くなってしまいました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
これからもどんどん更新していきますので、よろしくお願いします。
 
2007/3/7         tsussy


PrevIndex ● Next ●



ホーム コラム フォトギャラリー 掲示板 リンク集 プロフィール


このページへのご意見・ご感想はこちらまで。