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かけがえのない明日のために。今僕たちにできること


 1   『環境第1回』:環境問題と社会
updated:
2007/04/05 
前回の、「はじめに」で、『有名無実』にならないように、できることからやっていきましょうと書きました。もちろんいろいろなことに挑戦して、実践して、我々の環境をさらによくしていく努力は必要です。
 
しかし、思い立ったが吉日と、いきなりいろいろなことをはじめてしまうことはかなり大変なことだと思います。
 
今回は、環境問題と社会との関わり合い、関わり方について書いていこうと思います。
 
 
我々は人間が作り出した地域社会(コミュニティ)の中で生活しています。ここでは、人間が文化的で、豊かな生活のしやすいシステムが考案されていて、実用されています。
そのようなコミュニティの中で、『環境』の占める割合はさほど大きくありません。
とはいえ、『住環境』など、生活する場という意味での『環境』という言葉は使われてはいます。
僕が言う『環境』はそういう意味ではなく、もちろん地球規模での意味での、『環境問題』といわれているような意味での『環境』です。
 
現在の先進国ではコミュニティと環境の完全なる融合はできていません。
人が生活するうえでわずかでも環境に負荷をかけてしまったり、逆に環境を意識するあまり生活に不便なところが出てきてしまったりしています。
 
それでも、環境問題についてできる限りの対策をし、しかも、自分の生活水準は下げずに社会の中で生きていく、というのが課題となっています。
 
僕は、去年受けた『環境社会検定』に合格し、「eco-people」と言う肩書きを手に入れました。
「eco-people」の活動理念として、環境問題の解決を目指すとともに、社会・経済の円滑な発展をも考慮した、『持続可能な社会』の形成を目指し、たくさんの人が何らかの活動をしています。
これは、将来の世代の人たちに、今よりも物資が不足した、不満足な社会ではなく、安心して、豊かに暮らせる社会を形成して渡そうという試みなのです。
人間が排出する物も含めてすべてのものが形を変えながら循環していく、そのような社会を目指しているのです。
 
そのためには、急にライフスタイルを変えて自分の生活を困難なものにするのではなく、身の回りのものから一つ一つできることをやっていき、それを積み重ねていくことで大きな変化をもたらせるようにするのがよいのではないかなと思います。
 
是非、何かしらの行動をして欲しいなと思います。
 
2007/4/05
tsussy


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